カチャカチャブンブングーグー

いつもの静寂な空間『パソコン室』

今現在この空間には、私を合わせ5人の人間が黙々と作業をしている。

 

レジュメのコピーをしている人

英語の宿題をしている人

キーボードをおもっくそかき鳴らしながらブログを書いている人

 

この空間では決して私語をしてはならないのだが、さっきから私のお腹がグーグーとひっきりなしに鳴っている。

もはや公害というレベルの騒音を立てているのだが、それをキーボードのカチャカチャ音で相殺することに見事成功している。これぞ匠のなせる業だ。

www.jiyu-hajikeru.com

 

 

すると突然、一匹の虫が飛来してきた。その名も『カナブン』

 

初めてコイツを発見したとき、我々は皆一様にして顔を上げ、上空をブンブン飛び回っている奇妙な虫を眺めながら、我々はただ、呆然とするしかなかった。

 

 

ブブブ、ブブ~~~~ン

 

この教室はこのような間取りになっており、後ろにあるドアは開放禁止になっている。

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一体なぜ、こんなところにコイツが?

入ってこれる扉はたった一つしかない!

まさか、生徒が入ってくる一瞬の隙を突いて侵入したというのか!?

 

 

その時、この場に居合わせていた我々の間には、間違いなく謎の仲間意識が芽生えていた。

カナブンという共通の敵を前にして、我々は結託するほか道はなかった。

 

さっきから私のお腹がグーグーなりまくっているが、カナブンが飛び回ってくれているおかげで、皆の意識はカナブンに向かっている。大丈夫だ気づかれていない

 

それにしても、はやくこの虫をどうにかしなければならない。

 

 

ブ~~~~ンブブブブブ~~~~~~~~ン

 

 

 

ちきしょー!

はやく出ていけっコノヤロウ!

 

私たちは皆、心の中で叫んでいた。

 

この教室では決して私語は許されない。目の前のホワイトボードにはデカイ字で「私語厳禁」と書かれてある。

すると、

 

ブブブブ~ン……ピタ。

 

カナブンは羽を休めて壁に張り付き、とたんに教室はいつもの静寂を取り戻した。

 

 

皆が安堵し息を吐くのが分かる。

しかし、

 

 

あ、あああああ!!

 

 

お腹が鳴る!お腹が鳴るぞ~恥ずかしいぞーーー!!!!

 

 

ヤバイ、これはヤバイ恥ずかしいやつだ。これは恥ずかしいやつだ!!

 

 

 

飛べ!!とべぇぇ!!カナブンよぉぉぉはやく飛びやがれぇぇぇぇっぇええええlさkj;おいあslk;いj!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

ブブブブブブブん~~~~~~~ンブブブブブブブ!!!!

グ~~~ぐぐぐぐぐ~~~~~

ブブブブブブブブブ~~~~~~~ンブンブンブン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さ、ご飯食べに行こう。