蚊と共存する未来を想像することの愚かさ

 

この季節、我々人間が日常生活を営む上で大きな脅威となるのが、『蚊』と呼ばれる吸血型飛行物体である。

 

 

夜中、こちらがスヤスヤと眠っている最中、『プ~ン』という羽音を容赦なくかき鳴らし、我々人間の睡眠を幾度となく妨げるという、極めて卑劣な犯行を繰り返す生命体。英語名は『Mosquito』

 

 

その図体はちっぽけで、人間のデコピン一発で体が弾け飛ぶ程度のものではあるが、彼らの羽音のウザさは半端ではない。尋常ではない。小学3年生のガキンチョよりは遥かにウザい。

 

 

『虫』と『文』を合わせて『蚊』

その意味不明な漢字の組み合わせによって、より一層のウザさが感じられる。

 

 

我々の生き血を吸い上げるまでは接近と撤退を繰り返す人生。

しかも接近してから吸血を終えるまで、つまり我々で言うところの『食事』を終えるまでには相当なリスクが伴う。下手をすれば圧死。

 

 

そんな人生に一体何の意味があるのかという問いを抱かずにはいられないが、しかし、生きていくために巨大な人間に果敢に立ち向かうその姿勢には感服せざるを得ない。君たちはすごい。

 

 

さらにウィキペディア情報によると、『蚊』は一秒間に520回以上羽ばたくらしく、人間とは比較にならない程の運動神経を兼ね備えているのだ。

 

 

 

というわけで、『蚊』という生命体はすごい。

そして彼らが、この地球上に生きる生物であることには何ら変わりない。つまり『地球上に生息する生物』というこの一点において、我々は言わば『同志』なのである。

 

ゆえに私は、『蚊』という生命体と共存する時が来る未来を想像している。

 

 

そのためにはまず、睡眠中に耳元で飛行するのをやめて欲しい。

睡眠中に『プ~ン』という羽音が聞こえてきたら誰だって殺意が湧くというものだ。これは何も、蚊に限った話ではない。

睡眠中に耳元で『プ~ン』と囁いてくるのが、もし仮に、小学三年生のガキンチョであったとしてもやはり殺意は湧く。40代後半のおっさんならなおさらだ。

 

 

そしてもうひとつ。

唾液を注入するのをやめていただきたい。

針を刺したときに痛くないようにというその気遣いはありがたいが、そんな下らん優しさのために、我々人間はアレルギー反応を起こし、痒みに苦しむはめになるのだ。

 

 

そもそも、唾液を注入するという行為それ自体がヤバイ。これは何も、蚊に限った話ではない。

睡眠中に耳元で『プ~ン』と囁きながら唾液を注入してくるのが、もし仮に、小学三年生のガキンチョであったとしてもやはりヤバイ。40代後半のおっさんならなおさらヤバイ。

 

 

 

 

1、睡眠中に耳元で飛行しない

2、唾液を注入してこない

 

以上、この二つの項目を守ってくれさえすれば、我々人間は君たちに、この生き血を提供してやってもいいと思っている。

 

 

守る、というか、これは生物として当たり前のことです。

耳元で飛ぶな、唾液を入れるなってだけです。ただ、それだけのことです。

曲りなりにも君たちは立派な成虫です。社会に羽ばたいている身です。大人としてふさわしい振る舞いをしてください。

 

 

この平和条約を締結するつもりが無いのないのであれば、我々は速やかに『アース製薬』と手を組み、アースジェット、蚊取り線香、ベープなどの殺戮兵器をもってして徹底的に闘っていく所存であります。

 

 

 

 

 

 蚊「ハハ~??おまいらが俺たちを殺せば殺すほど、おまいら人間どもの血が無駄に流れることになるんじゃじょぉ~?それでも良いのかぁなぁぁァァ~??ハハ~

 

血で血を流す争いじゃなぁァ~あひゃ、あひゃひゃひゃァァ~、むふ、ムフフフh~チュチュ~、チュチュチュtyツチュ~~~……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プチッ。

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 ~おしまい~