家族で人生ゲームをする。これは決して団欒ではない。

日曜日の真昼間、母親が突然、人生ゲームがしたい!と叫び出した。

 

 

ならばもうやるしかない。

我が家で母親は絶対的存在であり、唯一神「ゴッドマザー」である。

母親の意見に従わなければ晩ごはんは出て来ない。

父親は全くと言っていいほど人生ゲームに興味が無い表情を見せるが、今日の晩御飯のためにしぶしぶ参加するといった感じだ。

 

私と兄はというと、無論、やる気満々である。

 

 

 

私は幼い頃、友達が全然いなかった者だから、人生ゲームを一人で繰り広げていた。

そそくさと机の上を片付けては人生ゲームを広げ、一人二役、三役、四役までこなす。

 

自分をトップレベルの億万長者にするため、職業は常に「石油王」。一番高い家を購入しては、最後の決算時にそれを3倍の価格で売りさばき、ガッポガッポな人生を謳歌する。

相手の職業は言うまでもなく「フリーター」。相手を完膚無きまでのどん底に貶めることに快感を覚え、銀行にある借金束が3分の1になったこともある。

 

いま考えると、あのころは非常に優秀だった。

四則計算も人生ゲームで習得したと言っても過言ではない。

借金額の計算も小学校低学年ながら自力で覚えた。

 

 

友達を招いて人生ゲームをしては、札束を自室にぶちまけて「金だ金だァァァァァァ」と喚き散らし、『金の亡者』になりきる遊びにハマったこともあった。

友達が帰った後、一人静かに札束を片付けていたことが物凄く記憶に残っている。

 

 

私の人生は、人生ゲームと共にあったと言っても誇張ではないように思う。

人生ゲームを通して、私の人格が形成された。

一番好きなゲームは何かと言われれば、スマブラでもマリオパーティでもピクミン2でもなく、人生ゲーム。

人生ゲームを愛し、人生ゲームのスペシャリストである私ではあったが、今回の人生ゲームは激戦を極めた。

 

 

父は最強のラッキーカード保持者であり、幾度となくラッキーマスに止まっては手持ちのラッキーカードを乱用して大金をGETする。

母はレインボー宝くじを見事に当て、最後の最後で$500,000を手にし、兄はというと生涯ビジネスマン人生を歩み、序盤の借金に苦しめられながらも、持ち前のギャンブラー精神で$500,000を稼ぐ。

 

途中、諸事情で戦線離脱した父を除き、最後に持っていた持ち金はそれぞれ

 

 

兄:約 $1,300,000

母:約 $1,200,000

私:約 $500,000

 

 

私は異次元の人生ゲームを見た。

我が家の人生ゲームは次元を超えている。いや、人生ゲームの次元が超えているのではない。母と兄の次元が超えてしまっている。13、14次元、さらなる次元への飛躍

 

私は、彼らとの圧倒的実力の差を思い知らされた。まさに雲泥の差、天と地の差、ダンゴムシと福山雅治の差である。

 

 

しかし、こんなことでヘコたれる私ではない。

この経験を通して、私の人生ゲームへのやる気は俄然燃えた。

 

 

人生ゲームは奥が深い。

現実の人生なんかよりももっと奥が深い。

 

 

 

 

 

ということでここに、人生ゲームを一緒にやってくれる方を募集いたします。

ご連絡はTwitterまたはFacebookにて。

 

 

 

 

番犬ガオガオ、あるいはドンジャラでも可。