肉じゃがはご飯のおかずにならない。決してならない。天地逆転してもならない。

 

肉じゃがはご飯のおかずにならない。

 

 

今やこの事実が普遍的なものとなったこの現代社会の中で、非常に申し上げにくいことではございますが、

 

 

長谷川家では、当たり前のように肉じゃがをご飯と一緒に食べている。

 

 

 

 

 

肉じゃがをおかずにして、ご飯をモリモリ食べてしまっている。

 

 

 

 

 

そんなに驚かないでほしい、ドン引きしないでほしい。肉じゃがとご飯一緒に食べてるからって友達やめないでほしい。

 

 

非常に申し訳ない。

 

長谷川家を代表して、私がこの場をお借りして陳謝いたします。

 

勘違いしてほしくないので伝えておきますが、私は肉じゃがとご飯を一緒に食べることにはかなり反対しております、ええ。皆さんの味方です。

 

 

 

肉じゃがとご飯を一緒に食べる??

 

ふざけるのもいい加減にしてほしい。

 

そもそもじゃがいもは芋類すなわち主食だ。事実、ヨーロッパではじゃがいもを主食として食べている国も多数存在する。また、じゃがいもはデンプンを豊富に含み、Wikipediaでは『麦、米、トウモロコシに並ぶ「世界四大作物」』とまで表記され、今やじゃがいもは、作物としてその確固たる地位を確立した。

これらの点を踏まえて再考しても、じゃがいもは米やパンと同様、炭水化物として扱われるべき食べ物すなわち主食であり、肉じゃがとご飯を一緒に食べるという行為は、ご飯の上にパンを乗せて食べるのと同様、ありえない。考えられない。

 

それになんだ、あの

 

肉じゃがが夕食のメインとして出て来た時の、がっかり感。

 

いや、肉じゃがが嫌いなわけでは決してない。むしろ好きだ。肉じゃがは好きだ。いなり寿司よりかは好きだ。

 

しかしですね、

 

ご飯のおかずにならないものが夕食のメインとして出てくるのはやはり精神的ダメージというものが大きい。ご飯が置き去りにされるのが、もう、見てられない。

 

ていうか、そもそもあれはカレーの仲間だ。

 

じゃがいも=芋類=主食=ご飯

 

ルーをかけたご飯

味のついたじゃがいも

 

 

一緒の構図だ。仲間だ。

 

カレーをメインにご飯食べてね~ってならないでしょ普通。絶対ならないでしょう。

カレーはカレーとして単体で出てくるでしょう。

肉じゃがも一緒だよ。

 

にもかかわらず、家の中では普通に肉じゃがをおかずにしてご飯を食べている。

おかしい。何かがおかしい。あれ、私がおかしい?もしかして全部私が悪い?

 

そう思って実際食べたよ。

肉じゃがをおかずにしてご飯を食べてみましたよ。

 

 

なんだあのパサパサ感。

 

口の中がじゃがいもとご飯でパサパサする。物凄くパサパサする。予想通りだ。肉じゃが独特の甘みとご飯の甘みで、もう、いやだ。あの甘みはいやだ。

 

ヘルプとして糸こんも一緒に食べてみたけど、全然ダメ。あいつなんの助けにもならない戦力外。

 にんじんも玉ねぎもどいつもこいつも全然ダメ、もううんざりだ。

 

肉じゃがはご飯のおかずにならない、決してならない。

 

この事実がもっと我が家に浸透してほしい。

 

我が家では肉じゃがの地位が高い。極めて高い。

 

出しゃばらないでほしい。

 

君は井の中の蛙だ。

 

世界では「肉じゃがはご飯のおかずにならない」という事実が当たり前のように存在している。

 

我が家でふんぞり返らないでほしい、君は一生ご飯のおかずにはなれないんだ。

 

 

 

 

出しゃばらない肉じゃが。

 

 

 

私は君を、君だけを愛している。