この記事のタイトルを考える時間が正直もったいないなと思いました。

最近私はクラシック音楽を聴いています。

 

小学校4年生から始めた進研ゼミを高校卒業まで続けてみせる!という旨を、ベネッセコーポレーションに宣誓すると、あろうことか、ベネッセコーポレーションからiPodを贈呈された。私はそのiPodで毎日、クラシック音楽を聴いている。

 もしかしたらここ最近、耳にイヤホンをしている時はずっとクラシック音楽を聴いているかもしれない。

 

先日も、春を感じるために一人、野原を駆け回っていた。クラシック音楽は、その時の私の心をフルオープンにしてくれる。一般的に考えれば19歳の男子大学生が一人野原を駆け回っているという状況は、極めて異様だ。異様ではあるけれど、当時ホルスト作曲『木星』を聴いていた私は無敵であった。

足元に目をやると、そこにオオイヌノフグリが群生している。フグリとはすなわち陰嚢のことであり、すなわち金玉のことである。イヌノフグリとはそのまま、犬のフグリなのである。しかも、ただの犬のフグリではない。オオ・イヌノフグリなのである。おっきい犬のフグリなのである。いや、もしかしたら犬のおっきいフグリなのかもしれない。そういえば昔、高校のとある国語の教師が、イヌノフグリという植物の卑猥さについて熱弁していた。あの方は今も元気にしているだろうか。

そういうことを考えながら野原を駆け回る。私のiPodは『情熱大陸』を口ずさんでいた。

 

私は葉加瀬太郎作曲『情熱大陸』が好きだ。小学生の時、リコーダーで情熱大陸を吹き散らかしていたくらいには好きだ。軽快なタンギングを刻み、舌先から血が出ることもしばしばあったが、私はリコーダーが大好きだった。リコーダーの上手さと言ったら私の右に出る者はいないと言ってもそれはさすがに過言であった。リコーダーの先っちょから滴り落ちる唾液の量も、私の右に出る者はいなかった。

私は野原を駆け回る。私の耳にはモーツァルト作曲『アイネクライネナハトムジーク』が流れていた。

 

私は小学生の時、放送係的なことをしていて、給食の時間になると、職員室の中にある放送室へと駆け込み、本日の献立を放送したり、本日の食材に関する豆知識をぼやいたりしていた。そして給食時間中に流れる曲を紹介する。その曲がいつも「アイネクライネナハトムジーク」であった。私はその頃からアイネクライネナハトムジークが好きになった。その軽やかな曲調もさることながら、アイネクライネナハトムジークという言葉の響きが好きであった。正確にはアイネクライネナハトムジークと言っている自分がちょっとカッコイイとさえ思っていた。アイネクライネナハトムジークは、何の才能も持ち合わせていない私に、夢や希望や愛や勇気や虚栄心を与えてくれた。

私は野原を駆け回る。頭の中でショパン作曲『革命』が流れていた。

 

私は今日のYahoo!占いを見た。みずがめ座である私は、総合点75点らしい。文面を見ると『周囲から浮いているような、または、後れを取っているような気分になるかもしれません。』と書かれていた。正直ドンピシャ過ぎて驚きの色を隠せない。浮いているといいますか、ええ、それは間違いなく浮いています。3、4cmは間違いなく宙に浮いていると思います。一年間で取得した単位数は15で、正直後れ過ぎて後れというもの全く感じさせない後れが、私をさらに後らせているのだと思います。

 

 

恋愛運の項目を見てみると『のんびり恋ができそう。「素」の自分を出すことができ、そんなあなたを愛する異性も多いことでしょう。コミュニケーション能力もアップし、互いの気持ちを通じ合わせられるはず。心の底からの癒しを得られるでしょう。』と書かれていました。

 

「素」の自分。

 

「素」の自分とはそもそも何なのか。

 

私にもわからないことをどうしてあなた、Yahoo!占い氏が知っているのか。私はそこを問いただしたい。

 

 

 

 

ここまで勢いで書いて、クラシック音楽を聴きながら幼き頃の思い出に浸るという最初のくだりが完全に崩壊した。

 

 

 

何を一番言いたかったのかと言うと、私は最近クラシック音楽を聴いていますという、未だかつてない未曾有の誰得情報に集約されます。Twitterでいきなり、『私はクラシック音楽を聴いています』と呟くのもどうかなと思ったので、誰も読んでいないであろうこのブログに書きました。

ご一読ありがとうございました。