自分の時間をオープンにして過ごす。

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先日は小倉駅から南下して、北九州市立大学に通う先輩の家にお世話になりました。先日は生憎雨が降っておりまして、ヒッチハイクは止めておこう。と思った私は、80Lのザックを背負いホワイトボードを持って、Amazonで2000円程度で購入した折り畳み傘を差しながら、雨の中をとぼとぼ歩いておったのですが、人が多く集まる場所というのは当然のことながら騒がしく、私はその喧しさに半ば苛立ちを覚えながら、「私はただ音楽を聴きたいだけなのだ!」と心の中で叫んでおりました。

本日も引き続き、旅で感じたことを3000字以内で綴っていこうと思います。

 

歩くことが楽しい

最近は歩くことがたいへん楽しくございまして、ゲストハウスに荷物を置いては、特に何をしに行くわけでもなく、まだ見たことのない風景をこの目に焼き付けながらただひたすらに歩いたりしております。

普段は80Lの重たいザックを背負い、ホワイトボードという厄介な荷物を抱えて歩いておりますゆえ、ゲストハウスに全ての荷物を置いてしまって完全手ぶら状態で歩くことに、もうそれはそれはハンパではない解放感を覚えまして、このまま何処かへ行ってしまおうか!と思うほどでございます。

歩くことは普段何気なく行っている行為ではございますが、私は最近歩くことに原始的な喜びすら感じておりまして、人が移動できるのはこの足のおかげなんだなという当たり前のことを考えることもございます。

しかしながら80Lのザックを背負いながら歩くことは、肉体的にたいへん辛いことでありまして、私の肩は常時悲鳴をあげており、私の肩は「お願いだ!もうやめてくれ!」と泣き叫んでおるのですが、私の足は「楽しい!楽しい!もっともっと歩けぇぇぇ!」といった感じでありまして、それら双方の主張の違いに困惑するといったほどに、私は歩くことに楽しみを覚えておるのでございます。

 

言葉や会話はいらない

福岡県北九州市小倉にあるゲストハウスに宿泊したときのお話しでございます。

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自分専用のドミトリーには小型ランプしかなくブログの執筆作業が非常にやりづらかったので、仕方なくリビングに行ってブログを書くことになりまして、根暗であります私は「あぁ…知らない人が集まるリビングでブログを書かないといけないのかぁ…」と、暗い面持ちでリビングに向かいました。

ところが、知らない者同士、会話もないリビングには4、5人の人たちが集まって、ある人はギターを弾き、ある人はアイスを食べ、ある人はこたつに入ってテレビを見ているという、自由気ままな人たちによる自由な空間が広がっておりまして、各人がそれぞれオープンにして自分の時間を過ごす感じに、私は物凄く安心感を覚えたのでございます。

通常なら、知らない人同士がリビングに無言で集まっておりますと、「気まずさ」みたいなものに押しつぶされそうになると思うのですが、あの空間には全く「気まずさ」みたいなものが漂っておりませんでした。そしてそのような自由な人たちを見ていると、「私はいったい何に怯えていたんだろう」と先ほどまでの自分を恥ずかしく思ったのでございます。

言葉や会話はなくても良い。自分の時間をオープンにして過ごすことが、自然に相手を受け入れることに繋がり、(たとえ知らない人同士がリビングに集結しても、気まずさのない)自由な空間が生み出されるのだなと思いました。

 

 【花枝自短長(かしおのずからたんちょう)】~個性があるから調和がとれる~

木の枝をよく見てください。同じ木でも、長い枝もあれば、短い枝もあり、それがとても自然なバランスで配置されています。この自然の摂理は人間にも当てはまります。

同じ人間など一人もいません。人と違って当たり前、そして違いは優劣ではありません。木も枝振りが違うからこそ、太陽の光がどの枝にも平等に降り注ぎ、どの枝にもすくすくと伸びるのです。

~武山廣道『くり返し読みたい禅語』~

ゲストハウスではあるものの、知らない人たちが無言でリビングに集まっても気まずさを感じなかったのは、各人それぞれが個性をオープンにして自分の時間を過ごしていたからだと思っております。

個性があるから調和がとれるというよりも、個性をオープンにしたから調和がとれるのだと思いました。

 

イチョウの葉の量がスゴイ。

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小倉城。

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「過去」と「未来」の融合。

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個性があるから調和がとれている(?)

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 自分の時間をオープンにして過ごす。

 

 ではでは、おつぽん!