木下半太「悪夢のドライブ」は電車の中で読んではいけない。

本のタイトル「悪夢のドライブ」

ものすごいホラー感漂うタイトルなのですが、この話、めっちゃ笑えます。

誰が主人公なのかわからないですが、キャラの個性がめちゃめちゃおもしろく書かれてて、電車の中でおもわず笑ってしまいまいした。

めっちゃ変なやつって思われて、もう最悪。

電車の中では読まないようにしましょう。

 

あらすじ

売れない芸人・クマは、運び屋のバイトを始める。新たな依頼は、ピンクのキャデラックを高級ホテルまで届けること。ただ運転すればいいはずだったのに、途中で命を狙われたり、謎の家出女子高生に追われたり、トランクから巨大な麻袋が出てきたり…。相次ぐ騙しあいと、怒涛のどんでん返しで、驚愕の結末へ!一気読み必至の傑作サスペンス。

 

 

キャラが全員明るい!

舞台は大阪とか神戸とか。

僕の知ってる駅の名前とか出てて、ちょっと親近感わきました。

「悪夢のドライブ」というホラーなタイトルで、主人公的な人物がまさかの、アフロ頭の売れないお笑い芸人・熊川(クマ)なのです。

また、鼻がデカいという理由で熊川とコンビを結成した元相方の御子柴や、のちに運び屋として熊川の相棒となる猫多のキャラが面白い!

御子柴はとにかく天然で、僕の想像ではなんとなく出川哲郎をイメージしてました。

こんなに面白い相方なのに、なぜ売れなかったのだろうか。

猫多はなんと、多重人格者で、もう設定がぶっとんでます。

子供になったり、女子高生になったり、スタントマンになったり。

でもそれぞれの人格が、たまに役に立ったりするのも面白いんですよね。

キャラがほぼ全員明るくてはっちゃけてるので、読んでて元気もらえます。

登場人物に、知ってるお笑い芸人とかを置き換えるとより面白く読めますよ。

本がいいのはそこですよね。

アニメとかドラマだと、どんな顔でどんな気持ちなのか、映像で伝わってくるじゃないですか。

本の場合だと、自分でキャラをつくっていけますからね。

想像は無限大に広がります。

 

 

ドラマ化されてたわ

でもこれ、4年ぐらい前に深夜ドラマで放送されてたようです。

全く知らなかった。

木下ほうかとか出てるじゃん。人気出る前だよねこれ。

僕が想像してるのと全然雰囲気違う。

 


悪夢のドライブ

 

おそらくこれは、本の方がおもしろい、と思う。

ドラマ見てないけど。

 

 

話全体としてはコメディなんだけど、最後の場面ではゾワっとしました。

やっとタイトルのホラー感が力を発揮したようです。

どんでん返しのどんでん返しで、読者も必ず騙される。

 

笑えてゾワる、そんな話になってますのでぜひ読んでみて。

 

悪夢のドライブ (幻冬舎文庫)

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