池井戸潤作「空飛ぶタイヤ」を読んでストレス発散してください。

池井戸潤と言えば、「半沢直樹

主人公半沢の決めゼリフ「倍返しだ!」が流行語にもなり、ドラマ「半沢直樹」の視聴率も40%を超えるほど、大人気となりました。

 

でも、半沢直樹以外の池井戸潤の作品はどうなんだろうか。

そう思ったので、別の作品を一冊読んでみました。

それが「空飛ぶタイヤ上・下」

これがまた、おもしろいんです!!

ネタばれはたぶんないと思うのでご安心を。

 

 

あらすじはこんな感じ。

走行中のトレーラーのタイヤが外れて歩行者の母子を直撃した。ホープ自動車が出した「運送会社の整備不良」の結論に納得できない運送会社社長の赤松徳郎。真相を追及する赤松の前を塞ぐ大企業の論理。家族も周囲から孤立し、会社の経営も危機的状況下、絶望しかけた赤松に記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。

事故原因の核心に関わる衝撃の事実を知り、組織ぐるみのリコール隠しの疑いを抱いた赤松。だが、決定的な証拠はない。激しさを増すホープグループの妨害。赤松は真実を証明できるのか。社員、そして家族を守るために巨大企業相手に闘う男の姿を描いた、感動の傑作エンターテイメント小説。

空飛ぶタイヤ上・下

 

簡単に言えば、小さな運送会社が大企業と闘う物語です。

池井戸潤お得意、銀行内部のお話しも絡んでくるので、ドラマ「半沢直樹」的な場面を想像すると面白く読めると思います。

 

主人公が魅力的!

主人公である、運送会社社長の赤松徳郎。

さほど大きくない運送会社の社長なんですが、この男、とにかく正義感が強い!

相手が大企業でも関係なく、大企業の不正をどんどん指摘していきます。

そして、どんな困難にもくじけないメンタルの強さ。

僕はそこに一番惹かれました。

僕もあんな風にメンタル強くなりたいんですけどね。

メンタルってどうやって鍛えるんだろうか…。

 

 

敵キャラのウザさが良い!

ドラマ「半沢直樹」でもそうでしたよね。

机バンバン叩く小木曽とか、セコい手ばかり使う大和田とか、とにかく敵がウザかったですよね。

なんか、こう、ぶちのめしたくなるキャラ

 

途中読んでて「クッソーーーー!!」ってなることが多いんですけど、その悔しさが大きい分、逆転するときの爽快感がものすごく気持ちいい!

読者のイライラをキレイさっぱり洗い流してくれる、かなり良いストレス発散方法ですよ。

池井戸潤先生はそういう、ウザい敵キャラを作るのがうまいんですよね。

「空飛ぶタイヤ」でもかなり良いウザキャラが登場するので注目!

敵キャラに日頃のストレスをぶつけて読みましょう。

 

 

家族・社員との絆

小学生の息子・拓郎が通う学校で起きる問題も絡めて、家族の絆も描かれていますし、赤松の右腕社員・宮代が様々な形で赤松をフォローし、社員も同様一致団結していく様子も描かれてます。

 

時には喧嘩し、時には支えあう。

そうやって、周囲の仲間たちと協力して、大企業と闘っていく姿勢も見どころの1つですね。

 

 

 

このように、僕が今回読んだ「空飛ぶタイヤ上・下」は、どこか「半沢直樹」的な展開とか雰囲気があって、場面を想像しやすかったので、かなり面白く読めました。

どのキャラも個性豊かで、特に主人公、敵キャラには注目ですね。

ぜひ、読んでみてください。

他の作品も読んでみたくなったなー。

 

空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)

空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)

 

 

空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)

空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)